「ザ・プロレス」9月16日号では、オロにローリング・ソバットを決めるタイガーの写真が表紙に使われています。
また、「ザ・プロレス」10月7日号では、オロにドロップキック、ジャーマン、裏投げを決める写真が使われていますが、記事の見出しに「タイガーマスク 存分に“ハイテク”披露」と書かれているのです。
ハイテク?ハイテクノロジー(高度な科学技術)?と思ったのですが、記事を読んでいくと“ハイ・テクニック”の略ということで…紛らわしい略語です(苦笑)。
「週刊ファイト」9月8日号では、タイガーの試合の模様はレポートされていませんが、初来日のオロ&プラタへのインタビューが掲載されています。「日本で戦ってみての感想」や「もう1人の兄弟(エル・ブラソ)の存在」「メキシコでのタイトル歴」など、前回のスコルピオ同様、興味深いインタビューとなっています。
また、同紙にはハンセンへのインタビューが載っていますが、「シン、ホーガンの全日移籍は知らなかった」「絶対とは言えないが今のところ全日への移籍はない」などと語る中でタイガーマスクについても触れており、そのファイトスタイルに感心しているといった類いの発言をしています。
また、次期「闘魂シリーズ」に参戦するメキシカン4人が紹介されていますが、本格的なトリオチームのシグノ、テハノ、ナバロの“ロス・ミシオネロス・デ・ラ・ムエルテ(地獄の伝道師たち)”と共に、素顔のボビー・ハリケーンが紹介されています。
ん?ボビー・ハリケーン?記事によるとボビー・リーの変身で、エル・サントとのマスク剥ぎマッチに敗れてからメキシコでは素顔で戦っているとのこと。今回、日本で再びマスクを被り、タイガーに挑戦するとなっています。
おいおい、これって“マスクド・ハリケーン”のことじゃないですか。本名も素顔も載っているし、メキシコではマスクを剥がされ素顔で戦っているって。今回のためにもう1回マスクを被るって、マスクマンって正体不明じゃ無いの?
まあ、まさに昭和プロレスですね。