「東京スポーツ」9月30日号の「プロレス散歩道」というコラムでは、「山本レフェリーの判断にあえて苦言」と、タイガーvsソラールの試合における、山本レフェリーの処置について苦言を呈しています。
「ソラールの脱臼は誰が見ても試合が続けられるケガでは無く、タイガーもストップをアピールしたが山本レフェリーは続行を示唆。『ファン注目の一戦だから、中途半端には…』という気持ちがあったかもしれないが、せめてリングドクターの判断を仰ぐなどあっても良かったのでは無いか」といった内容が書かれています。
近年、「UFC」や「PRIDE」などの総合格闘技が注目され始めた頃に、レフェリーが試合をストップさせるタイミングについて、議論されたことがありました。エンターテインメントとして、どこまで続けさせて、どういった判断するか、レフェリーには高度な判断と技術が求められますね。
ちなみに今から15年ほど前、テレビ朝日のバラエティ番組「アメトーーク」のプロレスを特集で、この試合を取り上げていました。「山本小鉄氏が脱臼したソラールの腕を引っ張って治そうとしたが、逆にさらに悪化させて戦闘不能にしてしまった」と笑いのネタにしていたのですが、(昔は「突き指などは引っ張って治す」という今から考えると間違った民間療法が常識でした)20年以上経った時だからこそ笑える話かもしれません。