10月23日、奥武山体育館からの生中継。放送開始早々、外国人控室が映し出され、ブッチャーがラッシャー木村に何やらアピールをした後に襲いかかり、それを止めようとしたマードックらにアレンらも襲いかかり、乱闘騒ぎとなります。

その後、カメラは会場に切り替わり、タイガー、浜田vsナバーロ、シグノのリング上が映し出されます。この日の実況は保坂正紀アナ。

しかし、すぐにリングサイドに近づく古舘アナが映し出され、先ほどの控室での乱闘の経過についてレポートを始めますが、この間はリング上は映し出されず、レポートする古舘アナの姿が映ったままとなります。

ようやくリング上の闘いが映し出されますが、話題は控室での乱闘になり、試合の実況が始まったのは5分経過した後でした。

試合はタッグ屋のナバーロ&シグノが、ツープラトンの攻撃を見せ、タイガー&浜田組を攻め込みます。ここでも浜田とメキシカンの絡みになると、試合は一気にルチャっぽくなります。

タイガーがナバーロにダブルアームスープレックスからメキシカンストレッチを決めるとシグノがカットに入りますが、それを浜田がコーナー最上段からのフライングボディアタックで阻止。

二人を同士討ちさせると、リング外に落ちたシグノに向かって浜田がトペ。

その間にコーナーに振られたタイガーが、振り向きざまのボディアタック。

最後は、風車式バックブリーカーでナバーロをピン。

試合後は、両チームが健闘を称え合います。

ちなみにこの試合はDVD「初代タイガーマスク大全集」のDisc4「発掘!秘蔵名勝負撰〈其の壱〉」に収録されていますが、冒頭の控室の乱闘や古舘アナのリポートはカットされています。