10月30日はワールド・プロレスリングのオンエアは無し。

次のワールド・プロレスリングは11月6日、前日の蔵前大会の模様が、録画中継でオンエアされます。

試合は、タイガーの入場シーンから。「おまえは虎になれ」のテーマにのってタイガーが入場してきます。コーナーに立ったタイガーのストップモーションが9分割されるなどの演出が入ります。

両者コールの後、一旦CMに入り、試合開始のゴングが鳴るところから始まります。

試合はグランド中心の展開。浜田の腕を攻めるタイガー。そのタイガーの脚を浜田がマフラーホールドに決めるなど、力の入った攻防を見せます。

途中、激しいロープワークから、同時にドロップキックを放つ両者。空中殺法の片鱗を見せますが、再びグランド中心の攻防に戻ります。

メキシカンストレッチをバックキックで切り返すなど、打撃技に活路を見出そうとするタイガーに対して、グラウンドでしつこく攻める浜田。互角の勝負が続きます。

途中、タイガーが珍しくカナディアン・バックブリーカーを見せますが、浜田はエビ固めで返します。

浜田は小さな体をカバーするためにジャンプをしながらのバックドロップを放つなど、ダイナミックな技を見せます。

タイガーはロープ際でジャーマンを決めますが、何と浜田はカウント2で返します(タイガーのジャーマンを返したレスラーは初?)。その後、浜田が攻め込んで行き、タイガーも反撃しますが、タイガーの放った風車式バックブリーカーを浜田がカウント2で跳ね返すなど、タイガーも今ひとつ攻めきれません。

最後は、タイガーのショルダースルーを切り返した浜田が、ドロップキック2連発でタイガーを場外に落とし、そのタイガーに向かってトぺを決めます。

先に戻った浜田はエプロンに上がってきたタイガーに再びドロップキックを放ち、タイガーは再び場外に転落。

浜田はコーナーポスト最上段からプランチャを放ちますが、タイガーがかわしたため結果として自爆。

先にリング内に戻ったタイガーが辛うじてリングアウト勝ちを納めます。

最後はお互いに健闘を称え合いますが、先輩としての意地がある浜田の悔しそうな顔が印象に残ります。

ちなみに、この試合にも生撮りが存在します。テレビカメラと撮影した位置が違うため、テレビではハッキリと映っていなかった、フィニッシュの浜田のプランチャをかわすタイガーの姿がバッチリ捕らえられています。