「週刊ファイト」では、11月5日の闘魂シリーズ最終戦の翌6日に「第2回MSGタッグリーグ戦」の最終メンバーと全日程が発表されたことが報じられており、基本的に参加メンバーはヘビー級のレスラーということで、タイガーはエントリーされてはいませんが、12月8日の蔵前大会で、エル・カネックと特別試合を行うことが発表されています。
また、来年の1月1日に行われる後楽園ホールの大会で、タイガーはキッドと対戦することが決定したこと、ヘビー級転向を宣言し、WWFジュニア王座を返上したことを受けて、タイガーvsキッドの一戦がWWFジュニア王座の決定戦となることも合わせて発表されています。
それに合わせて、「東京スポーツ」では、タイガーと熱戦を繰り広げたグラン浜田もメキシコでカネックのUWA世界ヘビー級王座に挑戦することが決定したことが報じられています。
IWGP開催に向け、それまで同団体が保持していたシングル、タッグのヘビー級のベルトが返上・封印されていました。
その中、唯一行われていたタイトルマッチが藤波選手が保持していたWWFジュニアヘビーのタイトルマッチで、その返上した王座決定戦にタイガーが選ばれたということは、今まで藤波選手が中心となっていたジュニアのタイトル戦線が、これからタイガー中心になっていくということを示唆しています。
タイガーにそれだけの実力があるということだけで無く、人気の面でもタイガーにそれだけの力があると団体側が判断したからでしょう。