9月17日のワールドプロレスリングは、青森県十和田市体育館からの生中継。タイガーはクリス・アダムスとシングルマッチを行います。
まず、ワールドプロレスリングのオープニングが流れる中、バックではタイガーの入場シーンが映し出されます。
CM明け両者のボディチェックから。
そして試合が開始されますが、まずは古舘伊知郎アナが、一部のマスコミの報道に「先日行われたNWA総会の中で、NWA世界ジュニアタイトルに関する管理、運営のすべては全日本プロレスに任された云々」とあったことについて、改めてNWA総会の議事録を見せながら「NWAのタイトル委員会は現在のジュニアヘビーのチャンピオンはタイガーマスクであると正式に発表した」と、マスコミ報道は誤りであったことを伝えます。
また、新間寿氏が「全日本プロレスの保持するインターナショナルジュニアヘビーのタイトルは全日本プロレス固有の全日本プロレスが管理するタイトルに過ぎない。一方、タイガーマスクの持つタイトルはNWAの認定するジュニアヘビー級タイトルである」と公式にコメントしたことも伝え、タイガーの保持するベルトこそ正統の系譜であることを強調しています。
試合の序盤はグラウンド中心の展開となります。
タイガーをコーナーに叩きつけたアダムスは、後にスーパーキックと呼ばれる強烈なトラースキックを一閃‼
これがタイガーの顎にヒットして、タイガーはやや朦朧とした状態になってしまいます。
ここぞとばかりにアダムスはブレーンバスターから倒れこんでのヘッドバット!
ラフ攻撃で攻め込むアダムスですが
タイガーはミドルキックの連打からローリングソバットを決め形勢逆転‼
タイガーはレッグロックからサーフボードストレッチの複合技に入りますが
これをアダムスはカンガルーキックで脱出。
この一撃で口の中を切ったタイガーはまたまた動きが悪くなってしまいます。
トラースキックでさらに攻め込むアダムス。
ロープに振って返ってきたタイガーに、さらにカウンターで強烈な一撃を決めます。
一気に攻め込みたいアダムスは、ボディスラムからやや体勢が流れてしまいましたがギロチンドロップを決め
そしてトップロープからダイナマイト・キッドばりのダイビング・ヘッド・バットを狙いますが、タイガーはこれを間一髪でかわし
高い位置からのドロップキック‼
そしてノータッチのトップロープ越えのプランチャ・スイシーダ‼
先にリング内に戻ったタイガーはブレーンバスターを決めると
素早くトップロープに跳びのって
ラウンディング・ボディ・プレス‼
3カウントを奪い、タイガーが勝利を収めました。