第２回MSGタッグリーグ戦

ライバル団体である全日本プロレスが77年暮れに開催した「オープンタッグ選手権」。

ファンクスがブッチャー、シーク組を破った優勝決定戦がプロレス史に残る一戦となり大成功に終わったことで、翌78年より「世界最強タッグ決定リーグ戦」を年内の最終シリーズとして開催するようになりました。

当時の全日本プロレスで活躍中のレスラーがタッグチームを結成し、優勝を争ってリーグ戦を行っていたのですが、豪華メンバーが一堂に会し夢のカードも実現するということで好評を博し、年末の風物詩として定着していました。

そこで、新日本プロレスも負けじと80年末に「ＭＳＧタッグリーグ戦」を開催し、両団体による年末タッグ戦争が始まります。

新日本プロレスは81年末、前年に引き続き「第２回MSGタッグリーグ戦」を開催します。

こちらはパンフレットになります。

ヘビー級レスラーのタッグリーグということで、タイガーはリーグ戦には不参加。

タイガーの対戦相手に相応しい軽量級の選手も来日していないため、対戦は若手中心となりますが、エル・カネックとスペル・マキナ（スーパー・マキナ）との対戦は発表されています。

パンフレットのタイガー紹介コーナーには、オフショットの様子が掲載されています。

また、サイパン合宿の様子も載っています。

年内最終シリーズのパンフレットということもあり、「BEST SHOT OF THE YEAR」として今年の名場面を紹介しているのですが、その一つにタイガーのデビュー戦が選ばれています。