激動の1981年も終わりに近づき、新しい年が始まろうとしている中、ファンの注目は1982年の年頭シリーズに向いていきます。
例年、新日本プロレスは年頭のシリーズを「新春黄金シリーズ」として新年のスタートを切っています。
1982年は1月1日に「創立10周年記念大会 第5弾」を後楽園ホールで行ったため、これがシリーズの開幕戦のように捉えられていますが、実際には1月8日の後楽園大会が開幕戦となります。
「東京スポーツ」「週刊ファイト」では、参加外国人レスラーの紹介や日程、決定しているビッグマッチについて報じています。
注目のタイガーの対戦相手には、ダイナマイト・キッド、ブレット・ハート、ベビー・フェースらが来日することが書かれています。
ペロ・アグアヨも来日予定だったようですが、実際には来日していませんね。
追加でシリーズ内のタイトルマッチや特別試合の詳細が発表され、元日決戦に続き、1月28日の東京大会でタイガーvsキッドの再戦が、また札幌大会でハート、大阪大会でフェースがタイトルに挑戦することが報じられています。また、エル・ハルコン’78の来日が決定したことも書かれています。