5月7日の「ワールドプロレスリング」は5月6日の福岡スポーツセンターからの録画中継。予定されていたタイガーとペロ・アグアヨのWWFジュニアヘビー級タイトルマッチは、グラン浜田とブラック・タイガーの王座決定戦に変更されています。
まずは両選手の入場から。B・タイガー、浜田の順で入場してきます。
続いてタイガーがリングに上がり、ベルトを返上します。
CMをはさんで試合開始。グランドでの攻防が繰り広げられます。
ショルダースルーを切り返した浜田。すかさずドロップキックを放ちますが、相打ちになります。
場外のB・タイガーに向かって浜田はトペを放ちます。
しかし、そのまま場外戦になり両者リングアウト。
納得のいかない浜田が抗議。協議の結果、延長戦に入ります。
コーナーで観客にアピールするB・タイガーに浜田はドロップキック。
激しい攻防が繰り広げられます。
ブレーンバスターを狙ったB・タイガーでしたが、ポジションが悪かったため、両者場外に転落となります。
先にリングに上がった浜田はエプロンのB・タイガーにドロップキック。
すかさず浜田はトップロープからのプランチャを見せますが、これをB・タイガーがかわしたため自爆に。
ダメージの大きい浜田はそのままリング内に戻れず、リングアウト負けに。
B・タイガーが新王者となりました。
当初予定されていたであろう「アグアヨを倒してタイトル防衛、ソントンから王座を奪取し、浜田を破って真の二冠王へ」という流れとは変更を余儀なくされることとなりましたが、タイガーが苦戦して勝てなかった相手であるB・タイガーにタイトルが移動したことで、「タイガーは王座に返り咲けるのか?」という点に注目が集まってきて、その後の展開が面白くなってきました。
ただ、タイガーと対戦する予定であったアグアヨがタイトル戦線から外れ、その後も国内では対戦が無かったことは少々残念でした。