9月3日のワールドプロレスリングでは、MSGでのジノ・ブリットvs藤波辰巳、タイガーvsダイナマイト・キッド戦が放映された後、ハルク・ホーガンvsマスクド・スーパースターの試合がオンエアされ、そしてタイガーとビジャノⅢのWWFジュニアヘビー級タイトルマッチが始まります。

82年9月3日 福岡大会

まずはビジャノⅢがミッシェル・コロムビエの「Overture」にのって入場。

続いてタイガーが「燃えろ!吠えろ!タイガーマスク」で入場してきます。

両者のコールの後、一旦CMに入ります。

CM中にゴングが鳴り、すでに試合が開始されています。

ロープワークからタイガーが側転式のプランチャを決めたところで、タイガーは左ヒザをマットに打ちつけたようで、痛めてしまいます。

すかさず攻め込むビジャノ。足に攻撃を加えます。

しかし、タイガーも反撃。

フィンタ・デ・レギレテでビジャノを翻弄。

ブリッジワークから豪快なモンキーフリップでビジャノを宙に舞わせます。

強烈なドロップキック‼

タイガーがビジャノの背後から跳びついて、高角度の前方回転エビ固めを狙いますが

ビジャノがこれを切り返したために失敗。タイガーは再びヒザを痛めてしまいます。

苦戦するタイガーでしたがビジャノも今一つ攻めきれず、タイガーは高角度のコークスクリュー式のヘッドシザースホイップで逆転!

続いて2発目を決めます。

ヘッドロックにきたタイガーにビジャノはバックドロップを狙いますが、タイガーはこれを切り返し

痛めた左ヒザをかばいながら着地をすると

バックを取り必殺のジャーマン・スープレックス・ホールド‼

タイガーが3カウントを奪い、タイトル防衛に成功しました。