プロレスアルバムNo.25(ザッツ・レスラーVol.11)はマスクマンを特集した一冊となっています。

表紙は当時のマスクマンの「トップ3」と言えるタイガーマスクとミル・マスカラス、ドス・カラスとなっています。

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

発行は1982年8月5日。巻頭のカラーページでは、様々なマスクマンが紹介されていますが、ドス・カラスが1ページだけに対し、マスカラスとタイガーは見開き2ページを使って紹介されています。

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

モノクロページでは、海外におけるマスクマンのルーツや、過去に活躍したマスクマン等について扱っているため、タイガーの出番は無し。

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

「来日“全”マスクマン写真名鑑」のコーナーには、タイガーが対戦したマスクマンも当然のことながら紹介されています。

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

中カラーでは、「トップ3」のリング外の様子が紹介されており、タイガーも様々な写真が使われています。ちなみに全部で8ページなのですが、タイガーで4ページ、マスカラス兄弟で4ページとこちらもタイガーの扱いが大きいことになります。

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

「世界のトップマスクマン」として、マスカラス兄弟やタイガーに加え、ブラック・タイガー、マスクド・スーパースター、エル・カネック等が紹介されています。

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

プロレスアルバム No.25 マスクマン(恒文社)

今回のテーマが「マスクマン」ということで、先述の「海外におけるマスクマンのルーツや、過去に活躍したマスクマン」というコーナーに加え「あのマスクマンの正体は?」「あのレスラーもマスクを被っていた」といった内容が多くを占めており、また、多くのマスクマンにスポットを当てているため、必然的にタイガーの出番は少なくなっています。

ただ、タイガーが出現するまではマスクマンの人気のトップといえばマスカラス兄弟でしたから「トップ3」としてタイガーとマスカラス兄弟を扱っているのは当然と言えますが、その中で、タイガーに割いているページが明らかに多かったということで、当時のタイガー人気がマスカラスのそれを完全に上回っていたことが分かる1冊となっています。