10月12日に行われた大田区体育館大会。この日はノーTVでしたが、マニアによる生撮りの映像が残っています。
タイガーは木村健吾と組み、レス・ソントン、ジョニー・ロンドス組と対戦します。




先発は木村とソントン。





ソントンのカナディアン・バックブリーカーを投げで切り返すタイガー。


コーナーのソントンに向かってサマーソルト・キックから

突進してきたソントンをショルダー・スルーで投げるというお馴染みのムーブを見せます。




明らかなウェートオーバーなソントンを乗せても微動だにしない美しいブリッジを見せるタイガー。




最後はタイガーがロンドスにツームストーン・パイルドライバーから

ラウンディング・ボディ・プレスを決め、3カウントを奪取。






ソントン、ロンドスもしっかりと基礎が身に付いているため、なかなか渋い技で攻め込みますが、タイガー組の方が一枚も二枚も上手。危なげない試合でタイガー組の勝利となりました。
ちなみにこの日の第4試合で、小林邦昭vs平田淳二(後のスーパー・ストロング・マシン)のシングルマッチが行われ、その映像も残っています。
小林は開幕戦と打って変わって白黒のショートタイツ姿。






試合は新日本道場出身ならではのオーソドックスな展開となり、最後は後ろ回し蹴りで小林のピンフォール勝ち。凱旋帰国をしながらも目立った活躍もなかった小林が、まさかあのような形で脚光を浴びるようになるとは、当時生観戦していたファンも知るよしはなかったでしょう。