10月16日の生中継では、エル・テハノとのシングルマッチがオンエア。試合開始から1分ほど経過したところから始まります。

実況は保坂正紀アナ。冒頭、前週のハリケーンとの覆面剥ぎマッチの話題となり、小鉄氏がハリケーンについて、「実力者であったが、タイガーの方が一枚も二枚も上手だった」と評していました。

試合序盤は派手な投げを打ったりせず、グランド中心の攻防が繰り広げられます。

テハノは、ロープに振ったタイガーが帰ってくるところを抱え上げ前方に叩きつけたり、タイガーが飛びついてのフライングヘッドシザースを狙ったところをスタンプホールドに決めたりするなど、パワーを利用した技を見せます。

途中、テハノに背中を向けたタイガーが、振り向きながらのドロップキックを決めるなどトリッキーな新技を披露し、テハノを翻弄します。

終盤、テハノは、ロープに飛ばして返ってくるタイガーを抱え上げるとツームストーン・パイルドライバー(メキシコではマルティーネと呼ばれています)を決め、タイガーを攻め込みます。しかしタイガーは、ドロップキックのフェイントからロープに走ったテハノにカウンターの風車式バックブリーカーを決め、テハノに勝利しました。

ちなみにこの闘魂シリーズより「牙切り」マスクに変わります。今までのマスクでは呼吸がしづらいという事で、佐山氏本人が切ったということです。