シリーズオフに入ったタイガーですが、新聞ではタイガーに関する記事が多く掲載されています。
「東京スポーツ」では、「魅せる空中殺法」と題し、マスカラス、ドスカラスと共にタイガーの華麗な空中殺法が紹介されています。
「ザ・プロレス」では、ネタとしてはやや古くなりますが、サイパンの海で泳ぐタイガーの様子が、他のレスラーのオフショットと共に掲載されています。
「週刊ファイト」の表紙には、10月30日の安城大会のタッグマッチの写真が使われています。
本文の記事の中では、新日本プロレスがイタリア遠征を計画しているという記事が掲載されており、新日本の試合と共にタイガーマスクのアニメのVTRを送ったということですが、テレビ局との関係を考えると、「タイガーマスクⅡ世」の方が送られたということでしょう。
結果としては実現しませんでしたが、イタリアに進出する際の重要なコンテンツの1つとしてタイガーを考えていたことが分かります。
同じページに翌1982年のカレンダーの広告が載っていますが、新日本プロレス団体としてのものと、タイガー単体のものが紹介されています。当時の絶対的スターレスラーのアントニオ猪木単体のものが無いのに、タイガーのものが発売されるというのは、それだけタイガーの人気が爆発していたということを象徴する広告と言えるでしょう。
シリーズオフに挙行された星野勘太郎の結婚披露宴にタイガーが出席したことが報じられています。
また、キッド戦が決定したタイガーのトレーニングの様子も掲載されています。