エル・カネックとのシングルマッチが行われた蔵前大会。
タイガーがヘビー級のトップレスラーと対戦するということで、様々なメディアで試合の模様が報じられています。
東京スポーツでは写真無しの本文のみで試合の模様を報じています。
「ザ・プロレス」では、写真2枚を使って紹介されています。
「週刊ファイト」はほぼ1面を使って試合をリポート。タイガーの左足首が骨折していたことが判明し、1月1日の王座決定戦がピンチとなったことが報じられています。
なお、この週刊ファイトの試合レポートに、タイガーの足首負傷の経緯が書かれているのですが、結論から言うと事実誤認。
レポートでは「カネックを場外に落としたタイガーがプランチャを放ち、追い打ちをかけるためローキックを放ったところ、軸足の左足が桟敷のわずかなに隙間に入り込み、捻ってしまった」となっていますが、実際の映像を見ると「カネックを場外に落としたタイガーが跳び蹴りを放ち、立ち上がり若干足を引きずりながらカネックを鉄柱に叩き付け、先にリングイン」となっており、場外ではキックを放っていません。
ただ、「東京スポーツ」12月11日号で治療を受けるタイガーの写真と共に負傷の詳細が載っていますが、ここでタイガー自身が「カネックに右キックを見舞ったときに、軸足である左足を桟敷の木枠に挟み込みギクッという音がした」と証言しているのです。
試合中のことで、本人も勘違いしていたのでしょうか…。
「デラックスプロレス」「別冊ゴング」共にカラー3ページで報じています。
さらに、「ゴング」誌ではタイガーの負傷について報じています。
また、新規参入の「ビッグレスラー」もカラー3ページで紹介しています。
ちなみに、この蔵前大会の裏側で、タイガーが出演する清涼飲料水のCMの撮影が行われたという記事も掲載されています。