アントニオ猪木とアブドーラ・ザ・ブッチャーの初のシングルマッチやタイガーが保持するWWFジュニアヘビー級タイトルの初防衛戦が行われた東京体育館大会。
「東京スポーツ」では、1面に猪木vsブッチャーと並べて、フィニッシュとなったタイガーのジャーマンの連続写真が使われています。

また、2面には試合の詳細が書かれています。


「週刊ファイト」はほぼ1面を使って試合の模様を伝えています。

「ザ・プロレス」もほぼ1面、カラー写真をふんだんに使って試合を報じていますが、フィニッシュのジャーマンは、「東京スポーツ」紙とは別のアングルから撮影した連続写真が使われています。

「別冊ゴング」「プロレス」「ビッグレスラー」でも、多くの写真を使い、激闘の模様を報じています。







紙(誌)面からも、激闘の様子が伝わってきます。タイガーの足首負傷のため、キッドが一方的に攻める試合展開になってしまった元日決戦に比べ、華麗なる技の応酬となった今回の試合は、編集者としても使用する写真選びには困らなかったでしょうね。
また、「別冊ゴング」には、敗れながらもその存在感を示したキッドを特集した記事が書かれています。
