6月4日のワールドプロレスリングは、5月21日の高松市民文化センターからの録画中継。木戸修とタッグを組み、ホセ・エストラーダ&ホセ・ゴンザレス組とのタッグマッチを行います。
タイガーがヒザの負傷から復帰した翌日の試合で、静岡でのレス・ソントンのとのNWA世界ジュニアヘビー級タイトル戦、大阪でのブラック・タイガーとのWWFジュニアヘビー級タイトル戦の前の試合となります。
オンエア上は大阪→高松→静岡となりますが、実際は高松→静岡→大阪で、なぜこのような順にしたのか「?」な編成となっています。
番組のオープニングタイトルのバックに、タイガー組の入場シーンが映し出されます。
CM明け、両チームのボディチェックから放送が始まります。
この日のタイガーはオレンジ色のラメのマスクを着用。オレンジラメのマスクというと三沢タイガーというイメージですが、初代も使用していたんですね。ちなみにこの試合以外にオレンジラメのマスクを被って試合をした画像や映像は残っていません。
先発は木戸とエストラーダ。木戸は軽快なアームホイップでテクニシャンぶりを見せます。
代わったタイガーはバックスピンキックでエストラーダを威嚇し、好調さをアピール。
タイガーはゴンザレスのフルネルソンをバックキックで脱出するのですが、自分の視界外からの予想もしない攻撃にゴンザレスは困惑。
背後のエストラーダがちょっかいを出したのでは無いかと疑い、エストラーダはリング下に降りて「オレは何もしてないぞ」と無実をアピール(笑)。コミカルなシーンが映し出されます。
試合の途中には次週のタイトルマッチの予告のテロップが入ります。
タイガーは木戸との連係プレーを見せます。
エストラーダが押さえる木戸に向かってゴンザレスがトペを放ちますが、木戸がかわしたために同士討ちに。
最後は木戸が押さえるゴンザレスにタイガーがダイビングボディアタック。
続けて木戸がゴンザレスにバックドロップ一閃。タイガーがカットに入るエストラーダをドロップキックで迎撃している間に木戸がフォール。タイガー組が勝利を納めました。
次週、いよいよタイガーがレス・ソントンの保持するNWA世界ジュニアヘビー級タイトルに挑戦します。