「別冊ゴング」誌付録の翌年のポスターの表紙に使われた「ゴング特写伝説」と呼ばれているマスクです。
基本のデザインは伝説タイプですが、火の玉マークの横の模様の形が若干変わり(鳩のようなデザインになります)、この後はこの形が伝説マスクのスタンダードとなります。
後は、鼻下の「ω」のラインの角度が「二冠伝説」に比べると急になっています。ちなみにこの後に製作される伝説マスクも、この鼻下のラインにそれぞれ特徴が見られることになります。
試合の使用についてですが、テレビマッチや新聞、雑誌では確認できていません。
しかし、このカレンダー用の撮影が行われたのが、82年7月8日の横須賀大会の試合前ということで、その日の写真が残っておらず、生撮りの映像があるにはあるのですがマスクのデザインまでは判明できてはいませんが、おそらくその日の試合にも使われていたのではないかと思われます。