7月30日の「ワールドプロレスリング」は愛知県体育館からの生中継。タイガーのWWFジュニアヘビー級王座に、ブレット・ハートが挑戦するタイトルマッチが放映されます。

82年7月30日 名古屋大会

番組のオープニング。会場の全景から、入場を控えた控室のタイガーの姿が徐々にズームアップされていきます。

CM明け、「タイガーマスクⅡ世」が流れる中、タイガーの入場シーンから中継が始まります。

CM明け、セコンドのダイナマイト・キッドと一悶着あった後、試合開始のゴングが鳴ります。

タイガーはハートの手を踏みつけながら、エルボードロップを繰り出すなど珍しい攻撃を見せます。

ハートはタイガーを場外に落とすと、フェンスに叩きつけますが

リングインしてくるタイガーにタックルを仕掛けたところを、タイガーにかわされてしまいます。

ハングマンズホールドから脱出したタイガーはローリング・ソバット。

タイガー、ハート共に譲らず、一進一退の攻防が繰り広げられます。

ハートはボディスラムの要領でタイガーを担ぎ上げ、トップロープにタイガーの喉元を叩きつけると

さらに場外に飛び降りながら再びタイガーの喉元に攻撃を加えますが、

タイガーは場外のハートにすかさずトペスイシーダ!

先にリングインしたタイガーはハートにブレーンバスターを決めると、エプロンに上がってきたキッドをドロップキックで迎撃!

さらにリング内に入ってきたキッドにハートをぶつけ同士討ちに。

最後はハートのバックを取ったタイガーがジャーマン・スープレックス・ホールドを決め勝利を納めます。

ハートの敗戦に納得のいかないキッドはセレモニーの間もマイクアピールを行い、タイガーを挑発します。

キッドの執拗な挑発に業を煮やしたタイガーは、場外のキッドに攻撃を仕掛けます。

最終戦はタイガーとキッドのタイトルマッチに決まりました。